チュニジアの火種と心構え

チュニジアで起こった出来事が、思わぬ形で周囲に飛び火しました。

1月26日エジプトで30年の長期政権に対して起こった反政府デモ

数万人で始まったこのデモは、たった6日で100万人に膨れ上がりました。

 

エジプト国軍はデモやストライキは国民の権利として武力行使をしないと表明。

デモ隊に便乗したミイラを盗んだ略奪犯に、反政府デモ隊と協力して

奪い返すなどしたみたいです。

警察の表明は今のところ無し。

 

ただこのデモで300人の方が亡くなっているそうです。

 

国に声を上げるのに命まで落としていいのか

それぐらいしなきゃ国を変えることは出来ないのか

 

などと考えさせられてしまいます。

 

日本とエジプトでは、背景、基盤などが違いますからなんともいえませんが

かつては日本でも、デモによって本気で日本を変えようとしていた

人達もいたんですよね。

エジプト国軍ではないですけどデモ、ストライキは国民の権利というのは、

世界共通の認識だと思いますが、悲しい事に今の日本には、そのやり方では

響かないものがあるのでしょうね。

 

エジプトは30年の政権に終止符をと国民が動いています。

日本はどうでしょうか?

長期にわたる自民党政権から、民主党に移行しました。

手渡された日本は多額の借金。未解決の問題が山積。

自民党と馴れ合ってきた関係機関。

 

そんな早くに結果は出ないのは当たり前だと思うのですが、自民党寄りの

テレビ局などは早々とバッシング。

別に民主党支持と言ったわけではないのですが、あまりにも報道のあり方と、

それに乗っかる我々視聴者が情けない気がしています。

 

民主党になって即座に解決した問題。

自民党が放置されていた問題に対して即差に対策を立て始めたこと

などの報道は一切無し。

 

マイノリティな人達に対する支援は自民党のころより、ずいぶんましに

なりましたけどね。

 

「今まで散々腐った政治してきたんだから、そりゃ膿も出ますわ。」

ともう少し成り行きを見てもいいんじゃないでしょうか。

 

せっかく未解決の問題に取り組み始めた議員さんが、本来のそれに取り組めず、

バッシングなどの対応に迫られていて、なかなか取り組めていませんと謝って

いました。

 

実力を出し切れない状況を作っておいてバッシングっていじめと

あんまり変わらないんじゃないかな。

駄目なら駄目で言えばいいけど、揚げ足を取る政治と報道に国民も

付き合っちゃいかんでしょ。

 

 

                          (蓮見 洋平)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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