腐敗する自然と発酵する自然(1)

家一軒に使われる接着剤の量  ドラム缶1本

一日に摂取している食品添加物  80種類以上

 

我々の住む社会では口に入れるもの

吸っている空気を選びにくくなってきています

この通信で口にしてきている、自然より資本を優先する社会作りが

こういった現状を作り上げていると思います。

 

それは当然のことながら自然と向き合う農業にさえも現れています。

日本の農薬散布量はOECDの調査ではなんと世界第2位です。

1位はお隣の韓国です。この2国が郡を抜いて高く、大体上位2国が

入れ替わり上位争いをしているのが現状です。

よく「中国産は危ない」などと耳にしますが、日本だって十分に危ないんです。

なんせ世界2位という上位ランカーですから。

 

ただ中国はOECD加盟国でないのでランキング戦に入ってはきませんが

入ってきたら上位争いにくいこんでくるんでしょうね。

東アジアはそろいもそろって何をやってんの・・・・

と思いつつも、そうせざるをえない状況が農業にあるのでしょうかね。

 

 

ちなみにミニトマトの農薬散布は11ヶ月で約48回蒔くらしいです。

きゅうりは7ヶ月で約33回。結構な感じでいってますよね。

よくスーパーにある有機、無農薬栽培とうたった野菜などは

認定農薬を使っています。結局無農薬ではないんです。

 

 

また有機野菜だから安心と言った神話は気をつけたほうがいいですね。

有機肥料により硝酸性窒素の濃度が高くなり赤ちゃんなどには危険です。

海外では死亡例もあるくらいです。

 

 

今農業界ならずとも注目を浴び始めた自然栽培。

それは無農薬、無肥料の栽培。

 

 

野菜を生長させる科学的肥料、また動物性有機や植物性有機は

野菜を無理に大きくさせる。

また、そういったものは出荷ベースにあわせて成長を早くさせています。

そうです、こういったところで資本が自然より上回ってるんですね。

 

そういった野菜はすべて葉がきれいな緑色をしていて、根っこが小さい。

むりに成長させているから軽い。

 

逆に自然栽培の大根を食べたのですが、重いししっかりとした

歯ごたえがある。生命力を感じます。

 

 

またすごいことにそういった野菜は腐らないんです。

こうやって聞くとちょっとオカルトっぽいかもしれませんが

検証されており、実は皆さんも体験している人がいるかもしれません。

人間が肥料で手を加えたものは腐るけど、

山と同じように自然界のものは枯れるんですね。

腐敗と発酵の違いです。

 

それの火付け役が奇跡のりんごでおなじみの木村さん。

あのりんごも腐らずに枯れます。自宅でおいておいたのですが段々としぼんでいきました。

みなさんも自宅の庭木の果物で同じ経験がありませんか?

肥料もやらずほったらかしにしておいたものがなかなか腐らなかったこと。

そういったものは発酵します。

 

 

 

何故そういったことがおきるのか・・・・それはまた次回。

 

このテーマもとても長くなりそうなので、まだ書いていきます。

実験を入れてもいいかもしれませんね。

 

 

また長くなってしまった。

  

                             (蓮見洋平) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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