"ANTI-WAR"

今の時代に生きている表現者を自負するものが、何も言わずにいることは罪だと思っている。
自称・表現者の端くれ蓮見太郎は、今この時を日本の相当先の未来まで影響するだろう大きな転換点として、
信じるところの表現を繰り返していきたいと思う。

My name is  Taro "ANTI-WAR" Hasumi.

個人の名刺とメールアカウントの表示にミドルネームをつけたのは10年ぐらい前。
アメリカが、大量破壊兵器の保有を理由にイラク攻撃を決議し、小泉首相が支持を表明した頃だった。
「悪党駆逐すべし!!」日本は出来ることをやりましょうと「後方支援」で"参戦"。

恒久平和、そして軍隊を保持しないという、これまでの人類史上で最も進歩した約束事をつくった国日本が自ら後退した瞬間だった。
その約束事の成立の経緯は、アメリカ様が日本を骨抜きにするために創り上げたものだろうが、そこはわざわい転じてなんとやら。
地球の未来に範を示す、世界に無二の誇れるこの国の財産であった。

日本にいる一人の日本人としてこの時の日本に、オレは大いに憤りを覚えた。

大量破壊兵器、それがあったのかどうかはわからなかった。
そんなものよりカッコ悪かったんだよ!
目の前でイジメが起きてるのに、助けるんじゃなくって、いじめっ子の応援しようっていうんだよ。
絶対いたよな、そういうやつ、小学校でも、中学校でも。
「おい、かわいそうだよ、やめてやれよ」
口ではそう言いながら、ヘラヘラして多勢のいじめる側の輪っかの端の方にいるやつ。
最低なほどかっこ悪くない?そんなやつ。
オレもよく覚えてるよ、そんなやつがいたこと、そしてそんな自分のこと。
いい奴ぶってさ、情けなくなるから思い出したくもない。

「うちは平和の国で軍隊じゃないよ、だから攻撃はしないよ」って口ではいいこと言っても、
アメリカ様に尻尾振りながら、その言いなりで動いて、見た目もそっくりなカッコしてんの。
Aちゃん「オメーもボッとつったってないで手伝えよ」
Nちゃん「でもオレさ、親に人のこと殴っちゃいけないって言われてるんだよね」
じゃあ止めんのかといったらそうではなく、自分でケンカもできないくせに後ろをついてまわるいじめっ子の腰巾着。
Aちゃん「おう、オメーいくらもってんだよ?オレにばっか殴らせてオメーは見てるだけでいいご身分だな。出せんだろ??」
Nちゃん「う、うん。」

それで結局、ボッコボコにした末に「大量破壊兵器ありませんでした」の結末。
因縁ふっかけて苛め抜いてるのを、後ろではやし立てて、間違いだったとわかっても、謝りもしないで、
Nちゃん「『だってあの時もってると思ったんだもん』ってAちゃんが言ってるんだからしょうがないじゃん。」
そんなの通用するの?
かっこわる。。。

2006年の自分のブログにNEWSの引用があった。
http://chikyu22.blog47.fc2.com/blog-entry-61.html

米大統領、テレビ演説で結束訴え…同時テロ5年(9.12/読売新聞)
日本政府の判断間違いない 安倍氏、米上院報告書で(9.12/共同通信)

さあ、その時政権の中枢にいた人たちが勇ましいナリして声を上げています。

デモには何度か参加したが自分にはノリがどうも苦手だったので、
いつでも自分の姿勢を表明しておこうと、自分にミドルネームをつけた。

(恥ずかしかったけどもう慣れたみたいだ)

My name is  Taro "ANTI-WAR" Hasumi.

戦争という狂気が正当化されることを許しません。
「非戦」
しかし、その主張のためには戦う拳は鍛えています。

 

 


ケンカやイジメの喩えには注意書きをしておきます。
グーで殴り合っても、よっぽどひどくやりあわなければ、また手を開いて相手の手を握ることができます。
ただ、戦争においては、爆弾で飛び散った身体と握手はできないし、その身体の持ち主の家族たちの手には銃が握られるでしょう。

 

 

by T

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