あくなき欲望の招くものと人の罪

 

 

           我々の欲望はどこまで続くのか

      我々は自然を壊し大地に数え切れない人工物を建てる

        我々は世界中の海底にケーブルを張り巡らせる

       我々は大気に電波を飛ばし鳥たちの生活を脅かす 

             快適さを求める為に

 

 

 

 

 

この文章もそれらを使用している事を承知した上で書きたいと思います

 

 

以前、先進国と呼ばれる国が、他国の生活環境を脅かしている事に

ついて触れたことがありましたが、先進国といわれる日本においては

人間が自然や他の生物に対する行動はそれの比では無いように思えます。

 

 

 

今、世界で電磁波の影響を危惧する声が上がっています。

21世紀最大の公害と称して、電磁波対策に取り組み始めています。

そんななか対応策を講じないのがアメリカと日本。

 

 

 

電磁波による脳腫瘍、白血病発症の危険性は高く

白血病が5倍、脳腫瘍が10倍になると研究されています。

 

 

 

無線LAN、携帯電話、電子レンジなど私たちの生活のなかに電磁波は

色々あります。

携帯電話は持っていて当たり前、常にポケットから電磁波を放出しながら

我々は生活しています。

また、電磁波の放出量が携帯電話の比ではないスマートフォンの販売台数は

飛躍的に伸びている。

 

 

 

 

これらのことにヨーロッパではいち早く取り組んでいます

建物の規制はもちろんのこと、携帯基地局の安全性が確立されるまで

建設禁止の自治体や、電磁波過敏症を発症した方のお宅に伺い

電磁波対策を市が負担し改善させるところもあります。

イスラエルは無線LANなど無線機器を使用しないように政府が

勧告を出しました。オーストリアでも同じようなことが行われています。

 

 

日本では逆に電磁波による脳腫瘍、白血病の発症率の増加を発表していた

国立の研究所に最低の評価を下し、研究所は継続予算が取れなくなり、

研究が出来なくなったケースもあるくらいです。

 

 

 

 

以前は必要な時にだけ使用していたタクシー無線も

今は常に電波を飛ばしています。

驚くことにこの電磁波はパリの規制値の約230倍。

長時間乗務しているドライバーの人体への負担はどうなるのでしょうか?

 

 

 

 

そしてここ鎌倉周辺でも問題が起きています。

携帯基地局などのアンテナが多く立つ地域のわずか500メートルの間で

小児白血病を発症した子供が8人、うち5人が亡くなられたとの事。

こんな事が許されるのでしょうか?

 

 

 

じゃあ電磁波カットする製品を使えばいい等という問題ではないはず。

問題の根源をきっちり理解し、対応していく事をしなければ何も変わりません。

 

 

そしてマスコミは何故この問題を報道しないのか。

おそらく、報道できない何かしらの足枷があるのでしょう。

本当に大事な問題にいつも正面から立ち向かわない国、日本。

 

 

 

 

こんな問題を聞きながら、その日やっていた報道は大学入試の不正でした。

たかが入試の不正に対し警察の捜査、徐々に犯人特定情報をメディアで伝えていき人を追い詰める報道。

これでもし不正をした人が命を絶っていたらどうしていたのか。

この報道を一面記事にした新聞、トップニュースにしたTVなどの

やってることは情報を使った暴力にしか見えなかった。

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    よしみ (木曜日, 10 3月 2011 04:10)

    パリ在住です。

    パリのインターネット環境は日本より良いと思います。ほとんどの公共の場ではWIFIが使い放題。スタバやマクドの米資本の飲食店はもちろん、繁華街のカフェであればネットが無料。電波、飛びまくりです。

    その反面、最近増えているのが「電子レンジを買わない」「携帯電話を買わない」「インターネット利用は回線のみ」など、生活方法を選択する、という人たち。私の周りにも、電子レンジを買わない使わないと言う人が結構います。

    一般メディアの情報選び、腹立たしいかぎりです。

  • #2

    蓮見 洋平 (木曜日, 10 3月 2011 11:41)

    残念ながら、どこも都心は一緒なんでしょうかね。
    でも住んでいる人たちが行動を起こす国だと結果は違いそうですね。
    フランスでは全体的になのか分からないですが、小学校からWIFIが撤去されたらしいですね。

    自分も含めて、選択肢の先を考える人たちが増えないといけないですね。
    都合の悪い情報って出てこないですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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